夫婦喧嘩による夫の無視が続き、話し合いすらできない…このような後悔の念で悩む人は意外と多いもの。でも夫婦喧嘩の本質と夫の本音さえ掴めば、離婚は回避でき、夫婦喧嘩から仲直りすることは可能!ここではそのエッセンスを掘り下げてご紹介します。
- 夫婦喧嘩から仲直りしたいけれど、解決方法が見えない
- 夫婦喧嘩には禁句があると聞いたことがあるので、その禁句と影響を知りたい
- 夫婦喧嘩が長引き、夫から無視をされ続けて解決方法が見えない
- このまま夫婦喧嘩が続くと、離婚してしまうのではと後悔している
これが禁句の罠!後悔する夫婦喧嘩の共通特長とは
夫婦喧嘩がこじれ、何を言っても旦那さんに無視され、まったく話し合いにならない…このような悩みは意外と多いのが実情。ここまで来ると後悔しても夫婦喧嘩からの仲直りや解決は多大な労力が必要なため、年月の経過と共に離婚を選択してしまう夫婦も。
ここまでの深刻な夫婦喧嘩に発展してしまうには、必ず理由があります。まずは、離婚に繋がってしまう夫婦喧嘩の特徴と、その本質を掘り下げてみてみましょう。
旦那さんの無視が続く、仲直りできない、長期戦で解決できないなどの深刻な夫婦喧嘩には、離婚の階段を昇ってしまう特徴が存在します。この後悔する夫婦喧嘩のパターンは大きく3つ。
- 旦那さんの人格やプライドを否定してしまう夫婦喧嘩
- 価値観を強要してしまう夫婦喧嘩
- 相手を責めてしまう夫婦喧嘩
これらの共通点は、夫婦喧嘩の地雷とも言える禁句を発してしまっているところ。この3つの特徴と解決法を詳しく解説しながら、この禁句の怖い夫婦喧嘩への影響をみていきましょう。
1.「人格やプライドを非難・批判する夫婦喧嘩」は絶望的
夫婦喧嘩中に、ついついその場の感情に任せて相手のプライドや人格を否定してしまった経験はありませんか。実は、これが将来的な離婚にも繋がりかねない、危険な夫婦喧嘩の禁句の1つ。
夫は妻から人格やプライドを否定されたり批判されると、自分は相手にとって必要な存在ではないと感じてしまう生き物。この男性の本質を知らないと、後悔しても仲直りできない深刻な夫婦喧嘩へと発展してしまうので要注意。
このような夫婦喧嘩を続けた結果、よく陥ってしまうパターンは
- 妻自身が気づかないうちに、夫の心が徐々に離れ始める
- 次第に夫の無視が始まる
- 妻が気がついた頃には、夫婦喧嘩の仲直りどころか解決ができない状態に
- 結果的にただの夫婦喧嘩では収まらず、離婚しまう
という結末。
ここでのポイントは、夫婦喧嘩をしても旦那さんの言い分を何でも受け入れなければいけない、反論がダメということでは決してないところ。
旦那さんの「自尊心や人格を否定せずに伝える力」が夫婦喧嘩、しいては離婚回避の鍵となるのです。
ここを抑えないと、いつまで経っても夫婦喧嘩は解決できない
ただの夫婦喧嘩だったはずが、なぜこのような悲しい結末となってしまうのでしょうか。
先ほど述べた禁句はもちろん重要なポイントですが、それと同時に抑えるべき大切な点は「夫の防衛本能」。
女性が夫婦喧嘩など、怒った時にとってしまいがちな失敗は、感情だけが先走った会話。夫婦喧嘩でこのような感情的な伝え方をしても、どのような解決を求められているのか夫は理解できず混乱するもの。
また感情的な夫婦喧嘩は夫には内容が見えないため、感情的にただ攻められていると感じてしまい、「受け入れたくない」という防衛本能が働くのが実は本音。
この防衛本能を正しく理解していないと、夫婦喧嘩が一旦終わったように見えたとしても、旦那さんの心は離れてしまったまま。これが、仲直りどころか解決ができない夫婦喧嘩に嵌ってしまう罠なのです。
この防御反応を回避できる話し方のコツが、先程述べた旦那さんの「人格や自尊心を批判せずに伝えるスキル」。
後悔いっぱいの夫婦喧嘩から仲直りの道が拓ける、意識と伝え方のコツ!
この仲直りへの扉とも言えるコミュニケーションスキルでは、夫婦喧嘩で何か要望を伝えるときにこの2つを意識することが最も大切なポイント!
- 夫婦喧嘩の要因となっている状況を可視化して話す
- 夫婦喧嘩の原因でもある求めている助けや依頼を具体的に伝える
これらを意識すると、男性本能の「問題解決スイッチ」を入れる事ができるため、夫婦喧嘩をしても建設的な話し合いとなり、最終的に解決し仲直りができるサイクルの源となるのです。
では、どのような「話し方」をするとこれらの意識は旦那さんに伝わるのでしょうか。
- 夫婦喧嘩の原因である不満を具体的な行動や態度で伝える
- 今後夫婦喧嘩にならないため、夫にどのように改善してほしいのか明確にする
- 主語を「私は」にして伝えると深刻な夫婦喧嘩への発展を回避する
- これらを自分自身の反省点と今後の改善を含めて話す
この伝え方4つが、夫婦喧嘩の時に旦那さんの解決スイッチを入れる秘訣。例えば
- ×: 「あなたは、本当にダメな人ね!」
と言うのではなく - ○:「私は、あなたの・・・・・・で悲しいの。だから・・・・・・だとうれしいな」
「私も・・・が悪かったと反省してるから・・・するようにするね」
と話せるとベスト。
このように夫婦喧嘩の時に自分の気持ちと反省を沿えて、どのようにしてほしいのかを明確に伝えることが、旦那さんが無視することなく話に耳を傾け、解決しようという気持ちのボタンを押すコツ。
この夫婦喧嘩での話し方のコツを掴むと、夫婦喧嘩をしても旦那さんの方から解決案を提案してくれ、仲直りしやすくなるので、ぜひ試してくださいね。
2.「価値観を強要する夫婦喧嘩」も離婚への階段を急速に昇る
夫婦喧嘩のとき、「これくらい当前でしょう!」「どうしてこんな簡単な事を少しもわかってくれないの!」と自分の当たり前を相手に強要したくなり、結局夫婦喧嘩の解決が遠のいてしまった経験は誰しも1度はあるのでは。これは夫婦喧嘩の禁句の2つ目にあたるので、心にしっかりと留めておいてほしいもの。
離婚原因第一位が「価値観の不一致」というように、親兄弟でも物差しは人それぞれ異なるため、共に暮らす中でこの幹をいかに磨り合わせていくかが夫婦関係構築の鍵。
夫婦喧嘩で一方的に価値観を強要された相手は、
- 軸となる価値観を否定された気持ちになるため、心を閉ざし次第に仲直りが困難となる
- 家庭内での存在意義を見失うため、無視が始まる
- 夫婦喧嘩からの解決ができず、離婚を考えるようになる
という、同じ悲しい離婚へのステップを踏んでいきます。これが、夫婦喧嘩から「価値観の不一致」による離婚へと発展してしまう典型的なパターン。
この夫婦喧嘩も同じように悲しい特徴は、押し付けている側は、「強要しているつもりがない」ため、気がつくまでに時間がかかり、ハッとした時には既に手遅れになってしまっているところ。
夫婦喧嘩中の「一方的な押しつけ」が破局へと向かう
自分が手遅れになりやすい夫婦喧嘩をしていないかのチェック方法として、次ような強要を旦那さんにしていないか確認してみましょう。
- 夫婦喧嘩になると旦那さんが言う事すべてに「でも・・・」「だって・・・」と被せる
- 夫婦喧嘩中に一方的に自分のイライラをぶつける
お互いが話し合って解決策を見つけるのではなく、一方的に押しつけていると、男性はこれ以上話し合いをしても無駄だと考えて無視をするようになります。これが、離婚へと発展する夫婦喧嘩の理由。
このような気づいた時に後悔しきれない夫婦喧嘩を避けるには、常に価値観の違いがあっても感情的にならず、相手に歩み寄る心がけがカギ。
夫婦喧嘩の中で歩み寄る姿勢とは
- 夫婦喧嘩をしていても相手の背景にある価値観を知ろうとする
- 夫婦喧嘩の中で自分の軸を相手に知ってもらう
この2つがセットで必要。
価値観はその人のコアな部分でもあるため、この向き合い方を間違えると、旦那さん自身を真っ向から否定する結果となるので、仲直りのできない夫婦喧嘩に発展してしまうのです。
特に男性はたとえ夫婦喧嘩の最中であっても否定を嫌い、察知すると相手を排除したい心理をもつ生き物。
したがって、あなたが夫婦喧嘩の最中に歩み寄る姿勢を見せると、旦那さんは安心して相手を受け入れる体勢をとれます。これが解決できない夫婦喧嘩に進展せず、前向きに仲直りのための話し合いをするための大切なコツ。
3.「相手を責めてしまう夫婦喧嘩」は夫を他の女へと向かわせる
夫婦喧嘩のたびに、旦那さんの悪いところを責めていませんか。ドキリとした方は、これが禁句の3つ目なので要注意。夫婦喧嘩であれ、何度も責められると相手は精神的に追い詰められます。
- やがて旦那さんは安らぎの場を求め心が別のところに向かい
- lllll同じように夫婦喧嘩が終わった後も無視が始まり
- それが続くと心は家庭返ることなく、
- 解決しない離婚に陥る
という後悔しきれないパターンに。
夫は、何よりも家庭に癒しを求めるもの。あなたと結婚を決めたのも、あなたと一緒にいると癒されるからだったはず。
また夫は、その大切な家庭のために頑張っている自負心を強く持っているため、それを認めて欲しいのが本音。男性は自分の価値を承認されると、癒しと安らぎを感じます。
夫婦喧嘩ばかりのこの状況をなんとかしたい!と感じていたら、まずは今日、そして今から、旦那さん自負心を認めてあげるところからぜひ初めてください。これが夫婦喧嘩から仲直りする最も早い近道。
「いつもお仕事お疲れさま。今日も大変だったでしょう」のように、旦那さんが頑張ったことに対して感謝の言葉を伝える、それだけでいいのです。
結婚生活が長くなると日常生活に慣れてしまい、夫のありがたみや凄さも薄れ、すべてが当たり前のように感じてしまいますね。
恋人時代や新婚時代の頃を思い出して、やはりお互いを思いやる気持ちを忘れないようにする意識こそが、夫婦喧嘩をしてもすぐに解決し、仲直りできる夫婦の特徴なのですね。
夫婦喧嘩で後悔する前に夫の「心の本音」を逃さないで!
ここまで後悔しない夫婦喧嘩の仕方のコツをみてきましたが、後悔する夫婦喧嘩のほとんどが、「夫が無視をし続ける」という共通の罠に嵌っているのに気がつかれたでしょうか。
この男性特有である夫婦喧嘩の反応とも言える、「旦那さんからの無視」で悩んでいる女性が実は非常に多いもの。では、この夫婦喧嘩が原因で無視する夫の心理を掘り下げてみましょう。
夫婦喧嘩から無視に至る「夫の心」の動き
夫婦喧嘩をして旦那さんが無視をするようになったときの状況を振り返ってみてください。旦那さんは、決してあなたを無視したくて黙り込んでいる訳ではないはず。
旦那さんの本音を知らないまま、無視をされ続け夫婦喧嘩解決の糸口が見えないからと、離婚話を持ち出すと必ず後悔します。
男性は一つの物事に集中して、目の前にある問題を合理的に解決しようとする本能をもっているとご存知ですか。
旦那さんは夫婦喧嘩のとき心の中で、あなたとの会話に集中し、ふたりの問題を合理的に解決することだけに集中する思考に走ります。
そこであなたが感情的になって泣き出したり、一方的にイライラをぶつけたりすると、男性心理は、話し合いを続けるより無視をした方が合理的な解決策だと判断してしまうもの。
この男性心理から来る「心の動き」が、旦那さんが黙り込んでしまい、無視に陥ってしまう背景。
この男性心理を捕らえた、「合理的な解決」へと結びつけるためのアプローチを取ることこそが、夫婦喧嘩を解決でき仲直りができるコツ。
では、そのためにはどのような心がけが必要なのでしょうか。
夫婦喧嘩中の話を聴く姿勢で、旦那さんの心は開かれる
夫婦喧嘩が始まると興奮してしまい、とても話を聴く余裕を持てなくなりがち。ですから、普段から自分の話を聴いてもらえるのだと、旦那さんに実感してもらうところが大切なポイント。
要は、夫婦喧嘩の最中に相手の意見に対して「そう言う考え方もあるのね」と一旦受け止め、認めるのです。
話を聴く姿勢を見せると、旦那さんも安心して合理的な解決に向かって話し合いをしよう、という前向きな気持ちに変化してきます。この解決方法を取っていると、夫婦喧嘩はあったとしても離婚には至らないのでぜひおすすめです。
夫婦喧嘩での感情コントロールは、癖付け
夫婦喧嘩で感情のコントロールができない限り、「話し合いで建設絵的な解決方法へと向かう」ことは不可能なため、旦那さんの心はシャットアウトされてしまいます。
感情のコントロールは、言えば心のブレーキの癖付け。夫婦喧嘩の最中だけでなく、普段からの心がけがない限り実現できません。
でも、いま夫婦喧嘩で関係がギクシャクしていて、気持ちが不安定だと感じているようなら、夫婦カウンセリングを受けて、まず気持ちの整理をするのも良い方法です。
気持ちを整理できると心のゆとりが生まれ、旦那さんの本音をキャッチすることができたり、感情をコントロールしたりしやすくなります。すると自然に夫婦喧嘩も夫婦関係も改善されていく好循環が生まれるもの。
特に、夫婦喧嘩が長引いて苦しい思いが続き離婚まで考えてしまうような人は、一人で悩み苦しまずに、専門知識を持った夫婦カウンセラーに相談してみるのを強くおすすめします。
夫婦喧嘩は通常のものであっても当事者同士のトラブルである上に、特に長期戦の喧嘩は複雑にお互いの感情が絡み合いながら硬直しているケースがほとんどなので、冷静な解決が難しいのが事実。このような場合夫や婦カウンセリングでも、特に心理学や夫婦関係に精通しているカウンセラーに相談することがポイント。
その意味で、「るーちん先生」は夫婦カウンセラーとしての専門知識だけでなく、行動心理学や男性心理、nlpやメンタルカウンセラーと広い知見から、複雑に絡み合ったお互いの心理を一つ一つ丁寧に、そして確実に紐解いてくれると人気。
小手先のテクニックではなく、夫婦喧嘩の本質的な課題にアプローチし、そこからの根本的な解決を導いてくれるため、絶大な実績を残していて、特に夫婦喧嘩の悩みが深ければ深い人ほどおススメ。
あなたの状況に応じた、専門家ならではの的確なアドバイスをしてくれるので、より早く旦那さんとの関係を改善するための解決策を見つけることができます。
上手く使うと夫婦喧嘩は「絆を強固」にもしてくれる
元々は他人同士のふたりが、偶然に知り合い、一緒に生活をしているのですから、言葉で伝えないと分かり合えないことはたくさん。
そう言う意味では、夫婦喧嘩はお互いをよく知ることができる最高の話し合いの場である、とも言えます。お互いが本音で話し合い、問題を解決し、そして納得し合って仲直りができたなら、より強固な夫婦の絆の秘訣。
夫婦喧嘩を離婚の危機にせず、夫婦の絆を強固にするチャンスに変えていきましょう。そのためのカギである、相手を責めたり否定したりせず、相手の話に耳を傾ける姿勢を大切にしていきたいですね。