子供を伸ばす親でありたいと願いつつも、実際に子育てで実践すると迷いが多いもの。子供の才能を引き出すには親の言葉かけや姿勢、子育てへの取り組み方が大きな影響があります。子供をダメにする親と伸ばす親の違いや特徴、伸びる子供の育て方を紹介します。
- 子供が好きなことや得意なことなど才能を伸ばしたい
- ついつい子供を否定するようなやり方をしてしまい影響が心配
- 子供のやる気を引き出すような声掛けの特徴を知りたい
- 挑戦する気持ちを持つ子供に育てたい
- 諦めが早い子供に悩んでいる
子供を「ダメにする親の口癖」、よくある間違いと特徴7つ
まず注意したいのが、子供の才能や気持ちを潰す親の間違った口癖の特徴。子育ての中で、親の口癖は子供に日々繰り返し聞かされるので呪縛のように染みつき、人格形成にも影響を与えてしまうもの。代表的なものがこちらです。
- 「早くしなさい」
- 「~すればよかったのに」
- 「何度言ったらわかるの」
- 「だから言ったでしょう」
- 「あなたは~なんだから」
- 「(兄弟・友達)は~なのに」
- 「なんでできないの?」
子育ての中で急いでいるときや、イライラしている時はついこのような言葉を言いたくなるもの。子供をダメにする親は、大人の物差しで子供を見るるため、親の都合や視点を強要する言葉となってしまうのが特徴。
このような親の言葉の影響は、子供が自主的に行動するチャンスを潰すことになり、新しいチャレンジを怖がるリスクとなることも特徴。子育てをしながら子供の行動を制限してしまい、可能性を潰す口癖は今すぐ意識したいものですね。
また、レッテルを貼るような言い方も、子ども自身が自分を諦めるようになってしまい、自分自身を好きになれい影響を与えてしまいます。本来短所や長所は他の人と比べる必要はないもの。比較することで自信を失い、子供の才能を潰す親の呪縛となってしまう特徴なので要チェック。
子供に与える親の言葉の影響
思うようにならない育児に、感情のままマイナスの言葉かけをすることは子供をダメにする親の特徴。「ダメ」「~できない」「~しない」と口癖のように言葉にすることで子供にはこのような影響があります。
- 自分の行動に自信をもてない
- 友達や他の人の行動を否定することに抵抗がない
- ダメと言われた理由が理解できず、自分が否定されたことだけを覚える
- 物事や友達のいい所を見つけることが苦手
このように、親の良くない言葉かけの影響は自分自身も他人も認めることができない子供に育ててしまう危険性も。親の言葉や口癖が子供の人格をつくる上での影響力を知り、子育ての中で実行することが子供を伸ばす親へとつながるのです。
子供を伸ばす親の「魔法の口癖・言葉かけ」、特徴7つ
では、子供を伸ばす親はどのような言葉がけをしているのでしょうか。子供を伸ばす親の言葉かけは、まるで魔法のように子供の才能を引き出す良い影響を与えるので、ぜひ日々の子育てで実践したいもの。
- 「ありがとう」(感謝の気持ちを伝えて、子供の貢献感を醸成する)
- 「いつも~でうれしいわ」(親の感想を伝えることで、子供のやる気を醸成する)
- 「~な子だね」(優しい、明るい、元気など、子供の資質をほめ、自己肯定感・自信をつける)
- 「~ができて気持ちがいいね」(子供が努力した結果の影響を共有して、次へのやる気に繋げる)
- 「(期待を上回り)びっくりした!」(次はもっと努力しようという子供のやる気スイッチを押す)
- 「~をして頑張ったね」(子供の努力や過程をほめる)
- 「~があなたをほめていたよ」
子育ての中で子供の結果ではなく努力や経過を褒めることを意識すること、感想や感謝の気持ちを伝えることで子どものやる気スイッチを押すこと、この2点が子供を伸ばす親の大切な特徴です。
子供は間違った行動を注意されても、どうして直せばよいかわからないもの。正しい行いをした時にほめることで、自然と良い習慣を身につける影響を与えるのです。
また、子供の資質や才能をわかりやすく伝えることは、自分の魅力に気付き、自信につながり、伸びる子供へと影響するため押さえておきたいポイント。
最後の一つは少し番外編。第三者が褒めていたことを伝えると、子供は直接言われるよりも嬉しいもの。子供は多くの人に見守られている安心感も持つので、ぜひ試してください。
子供を伸ばす言葉かけをする親のマインドセット
子供を伸ばす親という理想像や子供の才能を引き出すことばかりを考えた小手先だけの言葉かけでは、子どもの成長と共に建前を見抜かれてしまい結局は子供をダメにする親となってしまう盲点が。たとえば、
- 親の子育てに対する判断基準がいつも曖昧
- 親にとって都合のいい所だけ取り上げた子育て
- 子供を親にとっての理想の方へコントロールしようとする子育て
以上のような都合のいいマインドセットを子育ての中で持つと、子供の人格形成に悪影響を及ぼしてしまうもの。つい今日は特別な日だからと、楽しい行事などがあると子育ての中で約束事を変えてしまうことも。これらは子育てをしている中で意外と陥りがちな罠なので、注意をしたいですね。
子どもを伸ばす親の特徴
では、真に子供を伸ばす親はどのようなマインドセットを持っているのでしょうか。
- 常に子育ての中で、子供を一人の人間として扱う意識を持っている
- 子育ての方針、ルールに一貫性がある
- 「魔法の言葉」の意味を理解し、必要な時に子供へかける意識が高い
- 子供との親子関係を常に新しく築こうという気持ちがある
子供が日々成長するように、親子関係も毎日の言葉かけの中でどんどん新しく構築されていきます。子供は分身ではなく、別の人間としてその個性を認める言葉かけがお互いに信頼できる親子関係を築く意識こそが、子供を伸ばす親の特徴です。
ステージ別子育ての注意点:子供の受け取り方の違い
子供を伸ばす親になるには、子どもの心の発達の特徴に目を向け年齢に応じて受け取り方が違うことを意識することも大切なポイント。
- 幼児~幼稚園までの子供…
集団を通して、人と自分は違うことに気付き始める時期。この時期の子育てでは、子供の気持ちに寄り添い代弁することで理解できる。
- 小学校低学年までの子供…
子供なりの解釈で理解ができるようになる。言葉に隠された感情も少しずつ読み取れる。
- 小学校高学年の子供…
言葉から本音かお世辞かも読み取れるようになる。
このように、成長段階を考えた言葉の影響を考えることが、子供を伸ばす親になる最初のステップです。
年齢に応じた子育ての中で親が意識すべきこと
では、子供の年齢に応じて親は子育ての中でどのような意識が必要なのでしょうか。
- 幼児~幼稚園までの子育て…
短い言葉ではっきりと。否定よりも「この方がいい」という言い換えで理解が深まる。
- 小学校低学年までの子育て…
得意なことに差が出てくる時期なので自信を持てるよう、努力して達成したことをわかりやすい言葉でほめると、その先の可能性が伸びる子供となる。
誉め言葉も諫める言葉も、子供の理解度を考えながら子育ての中で使い分けることが、子供の才能を引き出す扉。親が子供の年齢に応じた言葉かけに変化をつけられないのは、子供をダメにする親の行動の特徴なので要注意。
親子の信頼関係が、伸びる子供への鍵
伸びる子供を育てるためには、親子の信頼関係を築ける言葉かけが鍵。子どもの受け取り方、成長に合わせた言葉かけの意識がけが、子供を伸ばす親となれるかどうかの分れ目です。
- 成長に合わせて子供に自信をたせる言葉かけ
- 手取り足取り世話を焼く親子関係から、自立を見守る子育ての姿勢
- 些細なことでも子供の心を離さないよう声がけ
- 子供が自分を好きになれ、やる気スイッチを入れる
子供の才能を引き出すには、子ども自身が自分の魅力に気付き見守られる中で挑戦していくことが鍵。思いついたときにしかいい声掛けをせず、楽な否定の言葉を繰り返すと子供をダメにする親の典型的な特徴なので注意が必要です。
年齢を重ねても、親の言葉は絶対で子どもの手本となる存在であり、人格を形成する際や子供の才能を引き出すことに大きく影響するもの。子育ては奥深く、非常にデリケートですね。こちらでご紹介した内容は、今日から意識して挑戦できるものばかりなので、ぜひ今からお子さんに試してみてください。